といっても、日本で皆既日食を見られる人はごく一部ですけど。
統一教会の文鮮明先生が、神様は最高の科学者であると同時に、最高の芸術家ですとよくおっしゃっています。
日食が起きるのも偶然じゃありません。神様の緻密な計算による結果です。
皆既日食、金環日食、ダイヤモンドリングなどが見られるためにはある条件が必要です。
それは、
@太陽と月が同じ方向になる事
A見かけ上の大きさが同じ程度であること
です。
@の同じ方向になる事ですが、地球から見て、太陽が運行する軌道面と、月が運行する軌道面は5度だけずれて交差しています。これがいいんです。
ピッタリ一致していたら、毎月日食が起きて、そのうち飽きてしまいます。わずか5度ずれて交差しているため、年に2回、時には4回も日食や月食が見られます。
Aの見かけ上の大きさが同じ程度ということですが、これがまた絶妙のバランスで成り立っています。
太陽の直系は 1,392,000 km
月の直系は 3,474.3 km
その比率は400.6倍です。
地球から太陽までの距離は 149,597,870 km
地球から月までの距離は 平均 384,400 km
(遠いときは405,000km 近いときは362,000 km)
その比率は、平均389.2倍です。
(遠いときは369.4倍 近いときは413.0倍)
つまり
太陽と月では直系が約400倍に対して、距離が400倍を前後して若干遠くなったり、近くなったりしているのです。見かけの大きさがほぼ同じで、月が太陽より若干小さくなったり、若干大きくなったりする配分になっています。
これは地球の中心からの距離ですから、見る位置によって若干違うはずです。しかし、地球の半径6,356.752kmを考慮して計算してみても、400倍を前後していることに変わりはないことが分かります。

そのため、月が遠くなったときには金環日食になり、近くなったときには皆既日食になり、一致するときには美しいダイヤモンドリングがみられることになります。
距離と直径の比率が1:1を前後するから、このような変化に富んだ日食になるわけです。
神様がなぜ400倍にされたのかは分かりませんが、神様って、たしかに、科学者であると共に芸術家ですね。
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わずか5度しか違わないところに神様の妙技を感じます。