
人間に対する神の希望という1973年のみ言で次のように語られています。
「我々人間のすべての特質は、神から来ているのであります。我々は、人間には利己的な傾向があるということを知っています。これはある一時期、神御自身が自己中心的であられたので自然なことなのです。この事実はあなたを驚かすかもしれませんが、しかし、神は人間と宇宙とを創造される前は、たった一人で、御自身以外の何ものをも意識することなく存在しておられたということを理解しなければなりません。しかしながら、神が創造に着手されたその瞬間に、神の中の生命という概念が完全にかたちとして現れてきたのです。神は、今や、御自身のためではなく、その対象物のために生きるようになったのです。 」
これを初めて聞いたときには驚きました。まさか神様が自己中心だったなんて信じられない。
でも、だんだん分かるようになってきました。
特に女性(母親)は強く実感出来るようです。出産を通じて体験します。
結婚して「子どもが欲しい」と思っているときはだいたい自己中心です。自分が欲しがっているわけです。夫婦の愛の結晶だとか、母親になりたい願望とか、後継ぎとか。
でも妊娠して胎児が大きくなるにつれて、酒やタバコをやめ、大好きな甘い物を控えたり、疲れるのに頑張って歩いたり、中には、風邪で熱を出して苦しくても薬を飲まずに忍耐したり…。
「子どもが欲しい」という思いがいつの間にか「生まれてくる子のために」とか、「五体満足で生まれて幸せになって欲しい」という気持ちに変わっていきます。
難産や病気などで、母胎か胎児のどちらかしか助からないと宣告されたときに、自分は死んでも良いから子どもを生かして欲しいと願う母親も多いと聞いています。
神様も、天地を創造する以前は「愛する対象が欲しい」だったが、創造を始めたら、自分の事よりも生まれてくるアダムとエバの幸せだけを願って創造された、自分の幸せ以上にアダムとエバの幸せを願ったという話しは納得できます。
子どもを産み育てることで、神様が天地創造されたときの心情を体験できるというのは素晴らしい恩恵です。自分の生命以上に我が子の幸せを願う心情は、子どもを持たなければ分からないことだと思います。
私たちも、神様からそのように創造されたと考えると感謝だし、嬉しくなります。
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