2009年06月25日

周期表の覚え方

学生のころ周期表を覚えようとした方は多いでしょう。
1869年にメンデレーエフ氏によって提唱されたそうです。

20090625-1.gif

そのころは元素も60個くらいだし、遷移元素(現在の周期表では中央あたり)は分類できず別格になっていたりで、かたちは違っていますが。

私も理科系の一人として周期表を覚えることはとても重要なことでした。

H,He,Li,Be,B,C,N,O,F,Ne …
「水兵リーベ僕の船」
なんて覚え方がありましたね。

しかし、単純な記号で100個もあるから簡単には覚えられません。
そんなとき、福音が…

高校生のときでした。クラスの友人から覚える方法を教わったのです。
族で覚えると「超役に立つ」しその覚え方があるというのです。

族といのは、周期表の縦の列で、一番左が第1族、一番右側が第18族になります。

なぜ属が重要かというと、属によって価電子の数が決まり、価電子の数は科学的性質に大きく影響を与えるからです。

20090625-2.jpg
たとえば、一番左の第1族元素は「アルカリ金属」とも呼びますが、価電子(一番外側の軌道にいる電子)を1個持ちます。8個で安定する軌道に1個だけ存在するので、非常に不安定で、その1個の電子はちょっとした刺激で外に放出されてしまいます。だから激しく反応するものが多いのです。

一番上のH(水素)は第1族に含めないという人が多いので無視して、2段目のLi(リチウム)、その下のNa(ナトリウム)などは、水と反応して燃えます。

たとえば、「ナトリウム爆弾」。昔、過激派が小豆程度の大きさのナトリウムを紙に包んで交番のトイレに入れて去ると、しばらくあとで爆発が起きて、交番自体が吹っ飛ぶという事件がありました。ナトリウムは水と触れると大爆発を起こします。ナトリウムは実験室で爆発させたことがありますが、ルビジウムとかセシウムなんかは危なくて実験すらさせてもらえません。

この性質は強弱の違いはあっても、第1族元素共通の性質ですから、第1族元素は密閉して空気中の水分に触れさせないように保管します。
また電子(マイナス電荷)を1個放出しますから、イオン化するときには+1価になることも分かります。

20090625-6.jpg
第17族元素は逆に、安定する8個に対して1個足りない7個の価電子を持っていますから、強烈に1個の電子を奪い取ろうとします。だからこれも激しく反応するものです。

20090625-5.jpg
第18族元素は、価電子が0。すべて埋まっていて安定した状態です。だから、この族の元素は滅多に反応しません。
He(ヘリウム)は安全性と軽さを生かして風船や気球に使われますし、Ar(アルゴン)は電球や蛍光灯、Kr(クリプトン)も電球、Xe(キセノン)はサッカー場の電球などに封入されます。

20090625-4.jpg
第14族元素は、価電子が8個中4個だから、4個放出する場合と4個もらう場合があり、4つの相手と1個ずつ結合したり、2つの相手と2個ずつ結合したり、組み合わせが豊富にあります。C(炭素)ではアミノ酸など生命体を中心にものすごい種類の物質を形成しますし、Si(ケイ素、シリコン)では工業用を中心にこれまたすごい種類の物質が作られています。

そんなわけで、族で覚えることはとても役に立つのです。

んで、その覚え方ですが、ちょっと紹介するのは気が引けるのですが、世のため人のためと思って

出血大サービス
一挙、大公開しちゃいます

第1族
  Li (リチウム)
  Na (ナトリウム)
  K  (カリウム)
  Rb (ルビジウム)
  Cs (セシウム)
  Fr (フランシウム)
 覚え方:
  「リッチなコソ泥、ルビーをせしめてフランスへ」

簡単ですね。ちなみにRb(ルビジウム)はナトリウム以上に激しく爆発するらしいです。

第2族
  Be (ベリリウム)
  Mg (マグネシウム)
  Ca (カルシウム)
  Sr (ストロンチウム)
  Ba (バリウム)
  Ra (ラジウム)
 覚え方:
  「ベッドに潜れば彼女のスリップばら色」

 ちょっと怪しい雰囲気になってきました。

第14族
  C  (炭素)
  Si (ケイ素)
  Ge (ゲルマニウム)
  Sn (スズ)
  Pb (鉛)
 覚え方:
  「臭いチン毛を、はさんでピービー」

 男にしか分からない痛みかも。

第16族
  O  (酸素)
  S  (硫素)
  Se (セレン)
  Te (テルル)
  Po (ポロニウム)
 覚え方:
  「遅いセックステンポ」

 ますます怪しく…
 やめておいた方が良かったかなぁ。でも今更あとには引けない。

第17族
  F  (フッ素)
  Cl (塩素)
  Br (臭素)
  I  (ヨウ素)
  At (アスタチン)
 覚え方:
  「ふっくらブラジャー、私がアタック」

第18族
  He (ヘリウム)
  Ne (ネオン)
  Ar (アルゴン)
  Kr (クリプトン)
  Xe (キセノン)
  Rn (ラドン)
 覚え方:
  「変な姉ちゃん歩いて狂ってセックスランニング」



純潔を大切にする統一食口が、こんな下ネタで喜んでいて良いのだろうか。

いや、これは世の受験生のためだ。奉仕なのだ。
(ほんとか?)


ちなみに、高校時代、クラスの女の子から
「すごい、どうやって周期表を全部覚えたの」
と聞かれましたが、正直に答えることが出来ませんでした。

言葉に詰まりながら「丸暗記だよ」と答えたため、その子は翌日から一生懸命に丸暗記しようとしていました。数日で挫折したみたいです、

神様ごめんなさい。私が嘘をついたため、その子は周期表が覚えられなくて科学が嫌いになったかもしれません。




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posted by 理科系おじさん at 23:11 | Comment(3) | TrackBack(0) | 科学と神様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのコメント

縦に覚えるという発想はすごいと思います。言われてみれば確かに性質の似たグループです。
Posted by 朱雀秀 at 2009年06月27日 07:02
メンデレーエフさんって偉い人だったんですね。
観察するなかで本質を見抜く力、あこがれます。
Posted by 理科系おじさん at 2009年06月27日 10:09
あまり人に言うことができませんが結構覚えやすいです。
ありがとうございます
Posted by at 2010年05月17日 21:09
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