2009年07月26日

私の知る拉致事件

コメントに書いて下さったように、拉致事件は犯罪であると、もっと声高に法に訴えるべきだったと思っています。

ただ、難しい場合があることも事実です。

私の知り合いの大学生が監禁された時は、監禁を指導したのはキリスト教の牧師でした。親を前面に立てて来るため、20歳を超えているとはいえ、学生という立場は親の保護下にあり、対する私たちは友達という立場ですから太刀打ちできず、警察からもこれ以上は強引に行っても訴えられるだけだと言われました。

その兄弟は数ヶ月後に大学に戻ってきたのですが、みんなの所に戻りたいけど、もう二度と拉致監禁されたくないと言っていました。結局、また拉致監禁されるという恐怖感から、CARPには戻ってきませんでした。いつも笑顔の明るい兄弟でしたが、無精髭を伸ばし、まったく笑顔もなくなっていました。その後、大学も中退し、家族も引っ越して、連絡取れなくなりました。

今はあるか知りませんが、学生の頃は精神病院に入れられて面会謝絶にされる兄弟もいました。病院が脱会の首謀者になっていて、精神病として診断して入院させられます。精神病患者ですから、それを合法的に連れ出す方法が見つかりませんでした。

たしか、病院から逃げ出せて戻ってきた兄弟がいたと記憶しています。病院にいるときには意識がもうろうとする注射をされていたそうです。

また、性的堕落をしたら祝福の夢を失って脱会するだろうと、親が見ている前で強姦をされて戻ってきた姉妹の話も聞いたことがあります。名前も非公開だったし、その後信仰を続けられたか、今どうしているのかは分かりません。
親が自分の娘を強姦させるというのは普通の人には理解出来ないことですが、それほどまで親が牧師や弁護士に洗脳されているということです。

どれも、陰で糸を引きながら、親を前面に立てて行動し、首謀者本人は人前には出てきません。親と親戚に対して、嘘の情報を数多く伝え、お金を出してでも直ぐに脱会させないと大変なことになると恐怖心を与え、親戚なども組織して、拉致します。
そして、周到に準備された中、地方のマンションなどの密室で改宗作業が行われるため、証拠をつかむのが難しい状況でした。

今は証拠をつかめているのか、どうなのでしょう。

でも明らかに犯罪ですから訴え続けるべきだし、食口の中でもそういう主張が増えてきました。

騙されて、娘のためにとおもって、娘を強姦させてしまった親が、将来真実を知ったとき、どれほど悔やむことになるかを考えると、改宗させられる子も不幸ですが、その親も不幸です。

子供は自分の夢を奪った親を憎むでしょう。親は自分の手で愛する子供の人生を台無しにしてしまった罪悪感で、生涯自分自身を責め続けることでしょう。

そういう意味でも、早くやめさせないといけないことです。

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【追記】

大事なことを書き忘れました。

奪われた兄弟姉妹を取り戻したいという思いは当然あります。また、卑怯な手を使って奪回させる人たちを許せない思いもあります。奪回工作の時間が長い場合は、本人の信念が変わっていないということだから、その間は取り戻すために最大限の努力をしました。

でも、こちらが戻るように説得すればそれだけ、その兄弟姉妹の親子関係が悪くなるし、本人が苦しくなることは明らかです。もしそれで戻れなかったら、それこそ不幸です。
だから本人が脱会すると決めたあとは、「今はそっとしてあげるのが、その兄弟姉妹にとっても、その家族にとっても一番良いことかもしれない」って思って諦めることが多かったです。

統一教会側が執念深く訴えなかった事案には、教会の人数基盤を守る事以上に、一人一人の幸せを考えて取り下げたものも多くあると思っています。

でも私たちには、希望に燃えて夢を語り合った当時の生き生きとした兄弟姉妹の姿だけが記憶として残っているので、本心は悔しくてなりません。



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posted by 理科系おじさん at 01:28 | Comment(1) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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