
怒っている方の言い分を聞きましたが(聞きたかった訳じゃない)、「あいつは約束を守らないから許せない」って文句を言っていました。
約束を忘れてしまうのは問題ありですけど、しかし、まるで親の敵みたいに憎むのも異常な感じです。
じゃあ、その文句を言っている人は約束を守るかというと、守るには守るけど、何かを頼んでも快く引き受けてくれません。「余計な仕事はしたくない」ってオーラを出し続けている人です。
根掘り葉掘り聞きながら私なりに分析してみました。
その人は、約束を守ることが煩わしく感じているようでした。だから「約束したくないオーラ」を出し続けています。
約束を守らない人も問題だけど、約束を守ることが煩わしく思っている人も五十歩百歩かなと思います。自分が約束を守ることに感謝していないというか、嫌だけど我慢して約束を守っているわけです。
心の欠点を統一原理では堕落性といいます。
統一教会の信仰生活講座では、嫌いな人や軽蔑する人が現れたら、同じ堕落性が自分にあるからそれを見つける良い機会だと教えられています。
もし、自分にその堕落性が無い場合は、対人関係などで苦労している姿を見て可哀想になり、助けてあげたくなるそうです。
ということは、助けたい気持ちが出なければ、自分に同じ堕落性があるということかな?
堕落性の衝突というのは、
「自分はこんなに感謝できないことを我慢しているのに、あいつは我慢しようとしない。不公平だ! だから許せない!」
そういう心の叫びでしょうか。
結局、感謝できないと言う点では同レベルなわけで、そこを解決しないと色んな人と衝突を続けることになりそうです。
私も葛藤する人は少なくないので、自分の心の中にも色んな魑魅魍魎がいるのでしょうね。
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